はじめに
借金というと、「だらしない」「計画性がない」と思われがちです。
でも正直、当時の僕は「仕方ない」と本気で思っていました。
気づけば、総額は140万円オーバー。
気づくのがあと数か月遅れていたら、人生が詰んでいたかもしれません。
この記事では、ギャンブルをしない僕が”なぜここまで借金を抱えてしまったのか”を赤裸々に書いていきます。
同じような境遇の方に届きますように。
借金の内訳と背景
2024年11月末時点、僕の借金総額は1,457,743円に達していました。
内訳は下記の通りです。
楽天カード リボ払い | 176,000円 |
楽天カード 分割払い | 51,951円 |
三井住友カード リボ払い | 191,239円 |
奨学金 | 1,038,553円 |
合計 | 1,457,743円 |
読者の皆さんは、奨学金は学業の為のお金なので、仕方ないと思うかもしれませんが、実際は最低な使い方をしてました。
借金140万円までの経緯
最初の借金は大学時代の奨学金。
両親が学費を出してくれていたので、本来なら借りる必要はありませんでした。
それでも借りた理由は、「遊びたいから」本当にこれだけ。
- 飲み会は全参加。
- 飲み会やマッチングアプリで知り合った女の子と遊びに行く。
- 旅行
今思うと本当に最低な使い方をしていたと思います。
当時は「今は部活が忙しいからバイトできない。社会人になればすぐ返せる」と本気で思っていました。
未来の自分が勝手に返してくれる、そう信じ込んでいたんです。
社会人になっても止まらなかった浪費
社会人1年目は実家暮らしで、浪費しても特に困ることはありませんでした。
でも、2年目に一人暮らしを無計画にスタート。根拠もなく「なんとかなるだろう」と思っていましたが、ここから地獄が始まります。
敷金礼金・家具家電の初期費用だけでも約50万円かかりました。
当たり前ですが、家賃・食費・水道光熱費も自分で負担するようになりました。
そんな中でも飲み会や外食は全て参加していました。
こんな生活をしていると、毎月、支出が収入を上回ります。
最初は焦りましたが、カード会社からの案内を見て解決策を見つけました。
“リボ払い”と“分割払い”
お金が足りなければ、「リボでいいか」「分割でいいか」
そんな考えが常態化し、いつの間にか、感覚が麻痺してしまい、生活が破綻していることにも気づかなくなっていました。
支出が収入を超えても、「まぁ今月もリボで乗り切ればなんとかなるっしょ」「将来、給料上がったらまとめて返せばいいや」と軽く考えていたんです。
リボ沼の底 変化のきっかけ
そんな生活が長く続くわけがありません。
決定打は結婚式のご祝儀でした。
2ヶ月で3回行かないといけない状況になりました。
お世話になった先輩の結婚式なので絶対に参加したかった。
ご祝儀だけで9万円。
初めてだったので服装も揃えましたし、結婚式の後は二次会・三次会があり、出費総額15万円は超えたと思います。
いつものように楽天カードでキャッシングリボ。
ギリギリ借りることはできましたが、ここで初めて「利用枠がもうありません」と表示さました。
すぐに増枠申請しましたが、即審査落ち。
このとき本気で青ざめました。もうこれ以上は借りることができない。
目先で給与が上がるわけでもないし、どうすればいいのかもわからない。
次回予告
以上が借金140万を超えるまでの過程です。ここからようやく、僕の意識は変わりはじめます。
次回は、「どうやって浪費生活から抜け出したのか?」をお話しします。
具体的な対策、支出管理の工夫、心の変化など。
同じように「もうダメかも…」と感じている方のヒントになれば嬉しいです。
お楽しみに。
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